ボイストレーニングに行ってきました。
何人かの友人に「今度、ボイトレいくんだー」と言ってみたところ、「行く必要ないじゃん!」とか「それって、『ブリキの太鼓』のオスカルのようなことがしたいわけ?」とか言われました。
*私もしらなかったのですが、『ブリキの太鼓』という映画でオスカル少年というのが太鼓を叩きながら奇声を発すると、声(超能力)でガラスが割れたりするそうです。なんて失礼なのかしら!(笑)と思いながらも、かなり笑ってしまった!
30分の体験コースでしたが、いくつか「魅力的な声を出すためのtips」を自分なりに聞いた範囲でまとめてみます。
??声を通りやすくするためには
まず声の通る道を作る。すなわち舌の位置を変える(舌はなるべく低めに押さえ気味で)、唇の空け方をきちんと声が流れるように大きめにする。練習としては「あ・え・い・お・う」を口の大きさと舌の位置に気をつけて発声する。
??腹式呼吸で声帯をお大事に
最近、しゃべりすぎとお酒の飲みすぎで一段と低音とハスキー気味のなべゆき声ですが、のどの痛みを感じていました。そこでトレーナーに相談して、腹式呼吸について練習しました。「は・ひ・ふ・へ・ほ」をスタッカート、すなわち「は」であれば、「はあ」にならないように母音を感じさせないくらいに小刻みに勢いよく発声します。すると、あら不思議。おなか(多分横隔膜)が上下に動いて、おなかをかなり使います。なんだかおなか割れそう、いい感じ。
あと、このボイトレ教室の目玉の割り箸矯正法もやりましたよっ。2本の割り箸を立てにして右左の奥歯でかみ、そのまま発声します。するとあら不思議、おなかで呼吸しているのを自覚するようになります。というのも、奥歯で箸をかむと奥歯に集中するので口のリラックスが無意識に行えるので、素直に声が出るらしいです。
私はどうやら「ふ」が発声しにくいらしい。
初めは照れや自分で「なにやってんだろ?」ってな具合に突っ込みが入っていたのですが、レッスンの流れに委ねて声を出していくと、じんわりと体の中から熱くなって、汗がにじんできました。これは、身近な運動になりそうです。特に、スターウオーズ??を見て一番印象的だったアミダラ姫の割れた腹筋に触発された私としては、発声による腹筋の運動は魅力的に映りました。
ちなみに今回は体験レッスンだったのですが、コスト対効果と自分にとってのインパクトを考えたとき、是非通いたいとは思うに至りませんでした。多分、それは最初に書いた友達の「何で行くの?必要ないじゃん」という言葉に表れているように、これ以上声がでかくなって、活舌がよくなってどうするの?という自分の突っ込みもありますね。もっと先にやることあるんじゃん、的な突っ込み。。。
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