今日も社会起業家の第4回目のレクチャーに参加してきました。
今日はある意味で最終回で総まとめだったのですが、面白かった。
片岡勝さんという方がメインに社会起業家というかご自身の事業について話をされたのですが、マクロ的な政治や経済、もしくは抽象的な概念は置いておいて、等身大のリアルな行動と自分を突き動かすものについて語ってくれました。
最近面白くて魅力的な人に会ったり講演を聴いていたりすると、日本について非常にネガティブな発言が多いことに気づきます。書くぞ書くぞといってまだ書いていないNBCフォーラムもそうですが、グローバルダイニングの長谷川さんしかり、松井証券の松井さんしかり、現場で現実を見ている人の感覚はこうも現状の日本について悲観的なんだなぁと驚かせられることが多いのです。
さて、そうはいってもこういうネガティブな発言の裏には、悲観視していても仕方がないし、だからこそちゃんと現実を見つめてどんな状況になったとしても動じずにまっすぐに進んでいける準備や心構えが必要といったメッセージがあって、だからこそ私は前向きにポジティブに進んでいける力をもらっているような気がします。
いくつか印象的だったコメントを書き留めます。
・自分がやってきたビジネスは全てゲームだと思っている。ゲームのルールは自分で決めたし、勝手にやった。「儲けは後からついてくる」という発言も注目されたが、新しいことをやると競争相手はいない。もともと人のやっていることはやりたくない、もしくはまねられるといやになる性分なので、そういうところが自分のビジネスの成功につながっていると思う。
・3%で世の中が変わる。3%の人を変えるのは難しくない。
・実験性、共感、話題、楽しささえあればビジネスとして十分成り立つ。
・「全ては捨てることから始まる」。既成概念から自分を解き放つのは左脳ではなく、右脳である。
・40歳以上の人間がいなくなったらデフレはなくなる。組織内・社会的影響のある40歳以上をどう一掃するか、そしてこういう人が社会的起業家になるかが、日本にとって一番重要である。
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