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2002-11-05

コメント

minami

漸進的変化ではなく、革命的な変化。これがやはり今の日本には必要な気がします。

Innovative, Edge, そして、Open。これが最近の私的な行動規範の Key Words ですね。

nob seki

偶然、Innovationの日本語の訳語を考えていたのですが、どうもピッタリくる語がないような気がします。革新って辞書にありますが、なんかしっくりこない。

そして、考えました。適切な言葉がないってことは、Innovationっていう概念そのものが、日本にあまり普遍的には存在しなかったのではないか、と。

どうなんでしょう?

minami

Seki さん、ボストンからのコメントですね! MIT
Media Lab. の様な Innovative な場所から日本を見ると、ううむ??、と考えてしまうところは確かにありますね。

MIT Media Lab. では5年??10年先の近未来を想定した研究をしているので、そこには常に Innovation がありました。そして、LEGO MindStorm が製品化されたり、デジタルインクがそろそろ商用に近づく様子を見ていると、その Innovation が夢物語ではなく実現可能なものだということを再確認して、現実主義的な Innovative さにまた感心させられます。

でも御指摘の通り、革新、とか、革命的、という言葉ではどうもしっくりこない部分も。

創造的で、未来志向で、現状打破という志向性。これを短い言葉で表現するの、確かに難しいですね。

yuki

個人的にはinnovativeはminamiさんのコメントにあるように、edgeな感じがします。
「とんがってる」でしょうか?

変わる予感と自信が満ちてる感じです、私のばあい。

gt

Torontoからお邪魔。指摘の通り日本語にはinnovativeに対応する言葉はないでしょうね。
辞書で見ると

Innovate:
1. To begin or introduce (something new) for or as if for the first time.

なのですけど、周りを見てから自分の行動を決めている文化の中では「新しいことを最初に紹介する」ようにならないでしょう。周りを見回してる間に古くなってしまいます。

別に見回さなくても面白いと思ったら持ち出してみて、もしすでにそれに手を付けてる人がいたら、いっしょに何かすればいいだけなのに。

yuki

gtさん、はるばるようこそ。

面白いという自分の感覚に自信が持てないことが多いのかもしれませんね。

ちょっと前に高校の同級生の無尽の会で高輪プリンスのスイート借りて、夜通しブレストしたのですが、このときに私が提案したのは「それぞれがどきどきする面白いと思うテーマについて話そう」というものでした。

そういう面白みや面白みのポイントの共有、日常的にないですよね。もしくはあったとしても聞く耳なしっていうか。

そういう意味で、その筋の面白みを感じている人にインタビューできる記者さんとかってどうなんだろ。

Sekiさーん、コメント待ってまーす。

nob seki

うーん、今ひとつどんなコメントを求められているのか不明。っていうか、仕事でインタビューするって基本的に人の話を聞くってことなので、自分も話題を提供して時には話の中心になるブレストみたいなやつの方が面白いと思います。
インタビューは相手がいかに、相手から自発的におもしろい話をしてもらえるように、質問したり話を進めたりするか、という感じ。徹底的に「相手がノッてくる」と思う環境にもっていく感じがします。

なんかとりとめがないですが、時差ボケ気味で眠いのでこんなところで。子供みたいですが、手が熱い。

yuki

手が熱いですか・・・。私は冬突入で冷え性モードです。

さて、何が聞きたかったかというと、面白いことを自分の信念をもって行っている人にインタビューをする機会が多いんじゃないかという予測のもと、その人の面白みの視点を共有、もしくは引き出すということについてどういう姿勢をもっているのかな、と。

なんか長い英語の文章の訳みたいな文章で、すんません。

gt

私の場合は、事前に相手のバックグラウンド出来るだけ調べて押さえるsubjectは用意して行くようにしてます。現場では: ウォームアップで世間話ちょっと->相手の最近やってることについて質問->その反応によって後は流れで即興的に質問->出尽くしたと思ったら違うsubjectにチェンジ->シメに将来の予測とか展望とか希望とかやろうと思ってること...などを質問、ていう感じで進めますね。

気をつけてるのは、自分の興味のある方向に話が来た時に、質問に自分の意見を入れすぎないこと。以前それでぶち壊しにしてしまったことがあるので自戒。でも代名詞ばかりのあまりプレーンな質問も、こちらが何も相手のことを理解してない印象を出してしまうので注意。あとは、面白そうな部分では相づちを返すとか、納得できるなら同意の意見を返すとか、質問は否定形の表現を取らないようにすることかな。

途中は、それこそNLPで出てくるような相手の目の動きとかボディランゲージなど出来るだけ把握するようにしてます。でもケースバイケースだけど。

というわけでインタビュー中はかなり私も精神的余裕がない状態になるので、録音はmustですね。メモ取ってると相手の話に入りこめないから。ビデオカメラで録ってることも多いです。面白いのはビデオだと相手もformalな雰囲気になってくること。これは相手がインタビュー慣れしてなくて、ついギャグぽい話に流れを持ち込みそうなときは止めとして有効かも。

yuki

今日、この本が届きました!
よんでみようっと。

Suda

Yukiさん、お久しぶり!で、どうでした、「発想する会社!」は?
今週21日、22日と、Palo AltoのIDEO社に遊びに行ってきます。質問事項とかあれば、連絡下さい。ついでに聞いてきますヨ。

この間お会いした時、都心の古いビルを使ったコミュニティー創りに興味があるとお話しましたが、先日そのテーマにぴったりの本に出会いました。

http://www.kanshin.com/index.php3?mode=keyword&id=212591
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/D-BOOK/W-BOOK/021030-1.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4990139100/ref=sr_aps_d_1_4/249-172
6732-4537919

きっかけができて楽しいです!

yuki

sudaさん、ありがとうございます!

まだ全部は読んでないんですが、ちょっとワクワクしますね。先日ハーバードビジネスレビューを購入したらIDEOの方がR&D部門をどうクリエイティブな組織にするかというケース答えていました。

早速、読破します!!!

nob seki

インタビューの話ですが、僕は逆に録音とか録画は極力避けてますねー。つい、録音とかに頼ってしまって、話の内容が「ただ聞くだけ」になってしまいそうなので。

でも、これはgtさんとのキャラクターの差なんでしょうね。メモをとることによって、「自分」が必要以上にインフォーマルになってしまうのを避けているような気もします。

gt

私ねー、実はマルチタスクで何かすると、ほぼ必ずどれかのプロセスが落ちるんですよ。パスタとか卵とか茹でながら何かしてると、確実にパスタうどんみたいかハードボイルドかになってるので。しかも最近字が書けなくなってるから、手書きメモは絶対に無理です。字思い出してるだけで何秒も消費してしまって。

だからたまに、そのまま言ってることトランスクリプトできるジャーナリストとかに会うと尊敬してしまいます。知ってる人では、National JournalのDrew ClarkとかSimson Garfinkelとか。テープ起こしいらない人たちは、すごい。

suda

IDEO楽しかった??!!!パロアルトの本社はsteelcaseにかなり影響をうけてしまっていてとんがった部分がずいぶん消えていたような気がしますが、サンフランシスコはもうさいっこ??でした。戻ってきてから4日経つけど、まだハイな気分がさめていません。

何しろ能力主義の原型って感じかな。だからブレストのスピードの速いこと、ひねりもたっぷりある。だけど、社内での競争は、Friendlyなものもnot so friendlyなものもたっぷりある。

gtさん、サンフランシスコのMisson AreaにあるForeign Cinemaっていうレストランご存知ですか?もしもまだ行ったことがなければ是非お勧め!演出と、客のエネルギーで雰囲気も良いし、食事も美味しいしね。

gt

Foreign Cinemaって確か名前は聞いたことあるけど、まだ行ったことないです。Missionの16thから27thの間には面白いお店多いですよね。インド人の経営してるインドものスーパーマーケットとかもあるし。パンクロックばかりかかってる寿司屋とか、あとOxigen Barっていう、それこそ酸素発生器で店内の酸素濃度高くしてるバーもある。(Californiaではバーでも前面禁煙なので大丈夫。)

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