最近、いろんな人やもの、出来事があらゆるところでつながっている感じがします。でも、それは特別なことだとも思わなくなってきました。
さて、この本も全く異なった分野の方々から同じ時期に推薦されていたもので、読後感もやっぱりいろんなことがつながっているなぁと感じたわけです。
この本自体は水の結晶を写真に収めるという方法を用いて、水がどんな反応を起こしているのかを分析、そしてその意味合いを人間の生き方までに高めています。なんで水の話から人間の生き方に話が昇華するかというと、ご存知のとおり、人間の体の70%は水でできていて、水の結晶のでき方やその条件をよくよく分析すると人間として輝く、イキイキとする瞬間がよく理解できるのです。
たとえば、同じ条件下で水に「ありがとう」と「ばかやろう」を投げかけてみるとそこにできる結晶は全く異なります。「ありがとう」が理科の教科書に載っている雪の結晶のように美しくなるのに対して「ばかやろう」は結晶ができません。言葉やその振動が水に対して影響を与えるということ以外にも水の結晶を左右する実験を繰り返し、そこから人間に対するインプリケーションを導いていきます。
公平に見ると、確かに若干の胡散臭さを感じる部分はあります。
ただ、私がこの本を読んでよかったなぁと思ったのは自分の信念(←言い過ぎ?)でもある、「目の前の人に元気になってもらって自分も元気になる」ということは会話を通じて行うことができると強く確信を持つことができたからです。
言霊と同じでネガティブな言葉は人も自分もネガティブにします。逆に元気でポジティブな言葉は人も元気になるし、自分も元気になる。
これは仕事でもコーチングでも最近実感しています。類は友を呼ぶではないですが、自然と近くにいる人たちも似たような人が多いかもしれません。
一方でこれはJoiとも話していたのですが、最近元気な人、少ないですよね。
元気を自分らしくイキイキと生きると言い換えるとすると、なかなか自分に正直に生きるのは難しいですね。だからコーチングは自分にとってすごくしっくりくるんだなぁ…。
さて、この本でそれ以外に面白かったのは「水は鏡である」というところでした。健康にしても心の状態にしても水は敏感にそれを感じ取って鏡のように反応するということです。あと印象的だったのは、「愛と感謝」の気持ちを持つことで元気になれる、しかも愛:感謝=1:2、つまりH2Oの割合だと。これもなんだかわからないんですが、妙に納得してしまいました。
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