昨日、某ハンバーガーチェーンにお昼ご飯を買いに行ったら、その店はものすごくすさんでいた。午後2時。もうお昼時は過ぎている時間なのであるのだが、若者が比較的土日に多い場所なため、そのハンバーガーチェーンは結構混みあっていた。
スモーカーあふれるその店は煙もくもくで、テイクアウトの私は外で待っていたぐらいだ。
食べた後のプレートもうずたかく積みあがり、床にも紙ナプキンが散乱し、雰囲気的にも物理的にも明らかにすさんでいる。
ふとこの瞬間にこの系列のミステリーショッパー(ひそかに客を装いその店のクオリティをチェックするその会社関連のスタッフ)があらわれたら、これは店長さん大変だろうな。と頭をよぎる。大変というよりも、本社の人で思いのある人は悲しむだろうと思われるぐらいだ。
そして、もう一つ思い出したのは数週間まえに、キムラの結婚式で訪れた仙台駅。
仙台の日本一大きな歩道橋の前にある、ドトール。
ふと朝に入ったそのドトールは2人の女性が切り盛りする明るい雰囲気のお店だった。レジの女性はお客さんひとりひとりの目を見ながら注文をとり、そしてバックでコーヒーをサーブする女性との連携をとる。非常に気持ちの良いやりとりである。そしてすべてのお客さんに対して気を配るその姿に、待ち合わせをしていたとはいえ、真正面の席で小1時間、目をうばわれた。
さて、先ほどの某ハンバーガー屋さんとこのドトールに話はもどる。
同じフランチャイズチェーン。決して本部の企業努力が足りないだとかそういう問題だけではない雰囲気や漂う空気のちがい。(ドトールだって喫煙者の巣窟だ。)
一言で言ってしまえば、働く人の違いだというのは簡単なのだが、あまりの違いに某ハンバーガーチェーンの雰囲気に嫌気がさすだとか、腹が立つという気持ちはさらさら起きず、逆に「不思議なもんだなぁ」とまじまじと観察してしまったのである。
ん????。確かに、働く人によってその場が変わるのは確かですよね。もっと突き詰めていくと、実はその両店の店長を並べると謎は簡単に解けるよね。職業上のコメントでした。
投稿情報: Sakurai | 2003-11-18 01:55
昨日デパートでの接客を思い出しました。
とにかく私のために一番あうものを探してきてくれるという感じの方でした。
うーん、働く人それぞれの意識の違いなんですよね。
きっと、楽しんで仕事をしている人が多い場所に
いい雰囲気が漂っている気がします。
投稿情報: ami | 2003-11-18 10:24
自分もそんな店に会うと、昔働いてたことを思い出し、う??んとうなってしまうこと、あります。
某ハンバーガーショップは今日は忙しかったのかしら?アルバイトが急に二人休んじゃったぁ、とか、明らかに『人が足りない!』ところはかなりかわいそうな状態になっているところもありますよね。。。
あるいは店長さんがその日は休みで気弱な社員が一人しかおらず、アルバイト君達がサボってるとか。。。これは悲しいなぁ。
それとも普段からそのような公衆便所状態になっているんだとしたら、経営層は考えないといけないですよね。
接客業は、お客様の喜びに直接触れられる、気持ちの良い職場なんですけどねぇ。
投稿情報: kana | 2003-11-18 16:46