最近moblogしまくりで、テキストエントリーが少なかったですが、本はこつこつ読んでいます。(笑)
『「できる人は」地図思考』 吉田たかよし 日経BP社
“できる人”は地図思考
これは借りて読んだ本なのですが、簡単に読めるし、結構身になる面白いことが書いてあります。この著者の吉田さんは東大、国家公務員??種、医師試験などに合格するほか、元NHKアナウンサー、衆議院議員公設秘書などの経歴をもつ人で、写真をみると明るい頭の良い人的な雰囲気をもつ人ですね。
内容はというと、試験勉強も物事を考えるのも文章ではなく、地図的にイメージしたり捉えたりするといいというのが主張です。
その「地図思考」のトレーニングの手法が簡単に書いてあるのですが、私にとって結構目から鱗的なものがあったのでこちらに紹介しておきます。
??文章を読むときに文章を塊(島)としてとらえ、その塊の役割を全体として意識する
英語などは起承転結や接続詞で比較的捉えやすいと思うのですが、日本語ではなかなか難しいですよね。でも、これを心がけると、つらつらと書かれてあるのを目で追って、結果としてメッセージが頭に残らないということがなくなるんではないかと思います。
??通勤途中にオリエンテーリング
通勤やどこか外出するときに地図を見ながら、照らし合わせつつその実際の場所を歩くということをオススメしています。私もこれを読んでから地下鉄に乗るときに、この駅のホームのここら辺は地上ではこの辺かな?とか、今までは全然結びつきを意識していなかった電車が進むルートが線でつながりました。そんなときには鳥瞰図のようなイメージが頭に浮かんでいます。
あと、最近のフリーペーパーは非常に便利で、特定エリアの詳細な地図がついています。私はそれを破って持ち歩いたり、初めていったところに関してはあとから地図を見て、「へぇ、へぇ??」なんて具合に見たりして、自分の鳥瞰図エリアが広がってゆくのを楽しんでいます。
こういう地図思考はプレゼンを作ったり、物事をまとめたり、理解したりするのに役に立ちますね。私は普段からそんな仕事をするのが多いので、この地図思考の考え方には共感しています。
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