手を出してしまいました。
脳の本はとても面白く、つまみ食いで読むことができず、電車のなかでむさぼり読んでしまっていたのですが、どうしてもそれをノートにエッセンスを留めたい欲求があります。
そして、ついお酒を飲みながら読んでしまったのが、昨日購入したこの本。
この本、本当に贅沢な本です。
鴻上さんの演劇を見るたんびに、心がうごく銘文章、「ごあいさつ」。
私は本当にこの文章が好きです。
ちょっとセンチだったり、状況のにおいがする文章。
これが、81年から2004年まで収録です。
いま、読み始めてあまりにもわくわくするので、とりあえずブログ。
ということで、読破。
最後の文章、鴻上さんの言葉の機微の源泉がわかったような気がしました。
「ごあいさつ」はリアルに公演を見るたんびにとても楽しみにしていただけに、読むとその時に何をしていたのか、そして何を考えていたのか、そしてその日の鴻上さんのロビーでのまなざしがリアルに思い出されます。
投稿情報: wyuki | 2005-06-12 01:08