最近、ケースメソッドを使った研修やケースの作成などをお仕事ですることが多いのです。
私の母校であるKBS(慶應ビジネススクール)の売りは、実際の企業で起きた出来事を紙に落としたケースを使ってディスカッションする授業です。
在籍していた当時はあんまりそのすばらしさというか思想の根底にあるもの、そしてその可能性って感じてなく、「あ~、今日も3本も読まなきゃならんな~」とか言っていたわけなのですが、今は何だかそのありがたみが分かったりします。
何が普通の座学と違うのか?
①ディスカッションをベースにしている
②唯一絶対の答えは無い
③自分が当事者だったらどうするか、具体的に考える
というのが主な特徴です。
初めてケースメソッドの授業を受けた人はある種の不消化感を覚えて帰ることになります。
なぜならば、AならばC, CならばB。故に答えはBなのだ!といったことや、知って得する知識を教えてくれないからです。
なんだか、これってコーチングにも通じると思いませんか?
答えはあなたの中に既にある、そして誰一人間違っている人はいない。
ね、なんだか近いでしょう?
今日も一本、ケースを書き上げました。
いい感じのライブ感が出たケースになりました。
ワジョに40歳くらいになったら、絶対ものを書いたほうがいいと言われて、そうなんだ~と思っていたら、なんだか最近はそういうことをしている自分に気づきます。
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