金曜日から3日間、CTIのコーチングのワークショップのアシスタントをさせてもらっていました。(ということでひやちゅうは開店休業です。<笑>)
今回は、基礎コース(CCC<コーアクティブ・コーチング・コース>)→応用コース(コースは4つ)と続くなかで、フルフィルメントコースに続くバランスコースのアシスタントです。ちなみにバランスコースの後にはプロセスコース、インザボーンズ(ITB)コースと続きます。
バランスコースというのは事実に対する見方を味わうとともに、事実に対するものの視点をいろんな観点から味わって、そこから自分にしっくりするものを選択し、実行につなげていくという結構ロジカルなテーマを主題としています。
今回はアシスタントとして2回目だったのですが、前回と異なって、また味わい深い感覚を味あわさせていただきました。みなさんに感謝です。(ぺこっ)
実は初日の朝に「歯が二本抜ける」という奇妙な夢を見たのですが、いま3日間を振り返って、大きなトピックをあげると次のようなものになります。
■1番目
一緒にアシスタントをしていた仲間に、「愛」と「慈しみ」について大いに語ってもらいました。自分では全く考えたことのない観点から滲み出すような体験とそこからの実感の話をしてもらうことによって、今までは全く自分のアンテナにひっかかからなかった、自分の観たいけれど見えないもののかけらを観せてもらったようなそんな感覚を覚えました。
■2番目
自分のコーチとしてのあり方を深く感じる場でした。ちょっと活字にしてしまうとニュアンスが伝わらない可能性があるのですが、敢えて言葉にしてみることにトライしてみると、
「夜の湖面に浮かんだ月明かりがクライアントを照らして、照らされたクライアントの姿が水面に映る感じ」
という感覚を覚えました。
今までは自分で水面に映るクライアントの姿をなんとしてでも映し出すんだ!という感覚がありました。しかし、映るクライアントはそのままで映る。それをいかに照らし出すか、その光の強さやただ降り注ぐ月の光を意識するということが自分にとって新鮮でした。
何が変わったか?
クライアントや周りからの期待に応える、応えようという気負いが少なくなりました。
ありのままの月の光が、
そこにある、
クライアントの姿を写して陰影とともに湖面に写されていく、
そんな感じです。
バランスコースはより自分らしい可能性を広げていくために、「Yes」といえるアクションと「No」と言い切るアクションを列挙したうえで、それを宣言し、行動につなげていきます。
ちなみに2日目の前に非常に名残惜しい飲み会があって、自分は
「ワークショップに自分のベストを出す」ということにYes、
「二次会」にNo、
という宣言を自分の中でして臨んだわけなのですが、
『あれも、これも』といった欲張った視点から、『これをやり通したい!』という気持ちを優先できたところが収穫でした。
確かにずっと飲んで語り明かしたい仲間と時間をシェアせず、眠ることを選ぶことは本当はかなり悲しいことだったのですが、こうやって振り返ってみるとそういう「覚悟」的なことは、自分のいきたい道を明確にしてくれるリアルを感じる瞬間かもしれません。
アシスタントお疲れさま。
相変らずYukiさまの気づきは深いですね。偶然にも覚悟って言葉の意味、今すごく実感してます。今度お会いした時に、色々と広がりそうで楽しみです。
投稿情報: Sakurai | 2003-07-14 18:25