« ニーズ | メイン | バランスとは?? »

2002-10-03

コメント

Arai

今回も一緒ですね。
興奮のあまり早起きをしすぎました(笑)

3日間よろしく。

nob seki

ここに書き込んでいたら、2回連続でPCがハング(というか、Windows2000がいきなりブルースクリーン!×2)。少しメゲたのですが、新しいエントリーもできているので、オフラインでもう一度書いて戻ってきます。

しかしスペインまできて、何をしているのやら(笑)

yuki

書き込みはクライアント側には残んないんですよね、このblogソフト。これまでは比較的に大きな問題なく技術的には運営できているのですが。。。

関さん、めげないでがんばれーーー。(笑)
っていうか、関さんのコメント、読みたい。

nob seki

意気揚揚と中国古典からの引用も用意して書こうと思っていたのですが、今日は金曜で、マドリッドの街はまるで日本の大晦日。夜の12時ぐらいから、もうみんな街に溢れている状態。

僕も友達に誘われて、飲みに行ってしまったので、何も書いてません(笑)。しかし、明日の朝イチで電車でセビリアまでの移動がなかったら、朝まで飲むのになー。というか、街にいる人、誰も帰る気配ないし。それも聞くと、働いている人は、土曜は休みじゃない人が多いとか!

やっぱり自分は歳とってヒヨっているのか、と思う今日このごろ。って、コーチングとぜんぜん関係なくてすみません。移動の電車の中で考えたいと思います。

nob seki

と思ったのですが、blogはやっぱり対話を大事にしないといけない、論文じゃないんだからあんまり意見を練りすぎてもいけないと思い、とりあえず朝起きて書きなぐったものを上げます。これが議論のきっかけになった方がいいかな、と。

今回のコーチングにおけるバランスとは、直接は関係ないんだろうけど、バランスについて三つほど思いつくことがありました。共通する点としては、「時間軸」を考えると、バランスという「状態」は、非常にアクティブな「動作」の結果になっているのではないか、ということです。

1)静かなリーダーシップ
いろいろな相反する事柄を抱えている状態で、全体を最適化する行動が「バランスをとる」なわけですが、これって「静かなリーダー」が採っている行動ですよね。ターゲットにしているさまざまな事柄は、時間とともに変化しているので、定常的な状態になることはない。つまりバランスをとるという行動は、時間軸を追ってみると、ぜんぜん落ち着かない。むしろ、バランスをとるという行為は、アクティブな行為になる。

2)超俗
中国古典でも「中庸」というのが出てきますが、中庸というのは、きっと「すべてほどほど」という状態ではなく、「すべてを超越した状態」に近いのでは。「俗」ではなく「超俗」。日本的に言えば、剣の達人は殺気を消すことができて、身体から殺気を出してしまっているのは、まだ未熟者、という感じかな。達人は、いつでも鞘から刀を抜いて、相手を斬ることができるので、戦わずして敵を倒している、という感じの境地ですか。とんがっている状況は、まだ殺気がみなぎっている状況で、その上になるには、とんがっているものの周りの物(能力)が、剣術に追いついてきて、相手を凌駕・超越する、みたいな感じ。ビジネスの世界で聞いたこれにあたる言葉は、「スーパージェネラリスト」というやつかな。

ITの世界でいうと、負荷分散(ロード・バランシング)ってのがありますが、これは例えば複数のコンピュータで負荷が同じになるように調整してやるってものです。外から状況を見れば、ぜんぜんとがってないですが、負荷を分散してあげるのは大変な労力です。これも内部では動的に物事にあたっているにもかかわらず、外から見ると静的に見えるので、「安定状態」に見えるのでは。

3)エネルギーの話
僕も物理は専門でないのですが、これはエントロピー(乱雑さ)という概念を考えたらいいと思います。よく「エントロピーは増大する」って言うのですが、これはざっくり言えば、世の中のすべてのものは、平準化することを目指していて、その流れは変わらないっていうものです(詳しい方、チェックお願いします)。温度で考えると判りやすいのですが、世の中にはいろいろな温度が偏在していますが、これはいずれ、どこも同じ温度になってしまうということです。今はすごい暑い場所とか、とんがった場所がありますが、世の中は安定した状態に向かうので、いずれ同じになってしまう、と。例えば温度の高い水と低い水を合わせると、二つの間の温度になって安定するという現象です。乱暴に言うと、温度の高い集団と、温度の低い集団というのは、それぞれ整然と分かれているのですが、まぜると高くもなく、低くもない状況に落ち着いてしまうということです。

もっとも、それでは、宇宙空間にただよっているものが集まり、星になるというのは、とてもおかしな話で、エントロピーの増大というコンテキストで見ると、物質はどんどんバラバラになっていくはずなのに。ところが、実際には重力が少しでも偏在していると、そこに少しずつ物質が集まってきて、場合によっては星になり光りだします。とんがった人のところに、少しずつ人が集まるイメージです。

---
あーいかん、電車に乗り遅れる。この続きは後ほど。

yuki

最初のコメント、異国なせいか、関さんっぽくないなーと思っていたら、次のコメントがとっても関さんらしくて、うふふと思って読ませていただきました。
さすが、スペインの窃盗団術に興味を示し、突撃レポを試みる関さんだなっ、と。TrackBackかなんかしてみんなにもこのレポは読んでほしいと思っているが、blogのテンプレートのどこに何を書き込めばいいのかわからず悔やまれます。来週中にはblogをもっと使いやすく見やすくバージョンアップさせます!!!

関さんの窃盗団レポを読みたい方は、LinkのNob Sekiからとんでみてください。臨場感ある文章が楽しめます。

yuki

関さんに頂いたコメント、味わいながら読んでみました。ちなみに「今回のコーチングでどのようなスタンスで参加するか」という問いに対して私は「味わう人」という答えを出しました。ですので、味わう人です。(笑)

「静かなリーダーシップ」引用して頂いて嬉しいです。バランスというのは時間軸でみるとアクティブなものというのは1日目の学びとぴったりでしっくりきました。ジャグリングという言葉を研修では使っていましたが、そんな感じです。Joiの行動を見ているとまさしくそんな感じ。

あと、2)超俗の「安定」と言う言葉にぴくりと心が動きました。私の求めるものには「安定」やもっというと「余裕」というものがあります。実はこのblogのDraftに書き溜めているエントリータイトルのひとつが「余裕」です。
そこにも書いてあるのですが、やはり自分に自信があって、自分を信じている状態があってはじめて安定があったり、余裕が出て来るんだと思うんです。そういう意味では「とんがりたい」というのは、自己主張して人に認められたいとか自分に自身をつけるためのアピール段階で、「若さゆえ」という自分の仮説は結構案外あたっているのかなと。(笑)

3)エネルギーの話に関してはエネルギーの一定量の話よりも重力のほうがものすごい気になりました。重力のあるところに人が集まる。そういうのあこがれます。コーチング的に自分らしく言い換えてみると「香りたつ人生」。女の子なので重力より愛嬌あるでしょ?(笑)

nob seki

trackbackしなくても、窃盗団のblogにリンク張ればいいんじゃないの、と突き放してみたりして。

でも、trackbackとかの設定もしてみてください。

yuki

すぐにやってみたりして。(笑)

窃盗団の話はこちら↓
http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/000028.html#000028

コメントの文章中の単語にURLのリンクを埋め込むことができなかったりして。っていうか、本当はできるのかな。

yuki

そうそう、セリビアついたんですか?>関さん
セリビアってどこだ?と思って調べてみたのですが、よく分かりませんでした。あんまりメジャーな街じゃないのかな?一瞬セルビアかと思いました。(地理の弱さには自信があるぞ!未だに福島と福井の違いが分からない。)

nob seki

それは、セリビアで調べているからですよ。本当は、セ・ビ・リ・ア、Seville(英語)、Sevilla(スペイン語)。アンダルシア地方最大の都市だと思います。

ちなみに、窃盗団の話は、オチを書きましたが、今ひとつでした。オチをつける文章の書き方に慣れていないもので…

yuki

うっ。地理オンチもここまでくれば筋金入り。
我ながらあっぱれという郷地です。(笑)

この記事へのコメントは終了しました。

最近のトラックバック

フォトアルバム

Powered by Typepad