前にも若干書きましたが、この本について。
一緒に仕事をしたくない「あの人」の心理分析 飛鳥新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870315122/ref=sr_aps_b_/249-3677359-7018714
ハーバードビジネススクールでエグゼクティブコーチングなどを通じてキャリアコンサルティングをしている著者が書いています。ビジネスで窮地に追い込まれている人々のパターンを12に分類しています。それぞれにブルドーザー、感情不感症者、英雄などなど、ネーミングをつけて、そのタイプの特徴と対処方法、また上司や部下だったらどう対応するのかなど細かく分類しています。面白いのは「優秀なのだがビジネスの現場でこまったちゃんになってしまう人々」にフォーカスしているところ。
私は「これとこれとあれは私も当てはまるな・・・、これは○○さん・・・。」などと思いながら読んでいました。誰でも多かれ少なかれ当てはまるのかと。星占いより当たります。(笑)何よりも、症状を自覚するのに役立ちますよ。
かなり面白かったです。この本。
久しぶりに笑えました。
いつも誰かにお会いする時にこの人はこういうタイプという、私的な分類があるのですが、こうもあからさまにタイプ別に並べられると、なんだか漫画見たいにイメージがわいてくるんですね。
で、名前は覚えていないけれど、あの時あそこであった誰それって感じで、忘れていた人たちまで思い起こさせる要素がふんだんにあり、頭の中にあるリストの整理とか、更に項目付け加えとか、そんな感じで遊んでしまいました。
更に、自分にもいろんな要素があるなぁと確認できて、人間ガイドブックって感じでした。
コーチングで登場する「グレムリン」じゃないですけど、タイプ別にシンボリックなイメージを与えていくと、識別が早くなったりするかもしれませんね。
視点がビジネスでなく、別の角度になるとまたちがったとらえ方が出来るかもしれませんが。
投稿情報: maki ogawa | 2002-09-26 14:47