先日京都のKTCにファイヤールさんと伺って、こちらの場づくりとものづくりの思想のファンになってしまいました。
なぜ、この建物を作ったか?
創立50年の節目を迎え、ものづくりの思いを次の50年に伝えていくために何が出来るか?というところから始まったそうです。
工場の一角にあるこの建物は、オフィスと一般の方や関係する方々にKTCのものづくりの姿勢や思いを伝えていくそんな場になっています。
作る際もコンプトベースからボランティアで45ものプロジェクトが立ち上がり、自分たちの仕事の場作りを快適に、そして思いを込めて作るためにアイデア出しから実際の建物作りに臨んだと聞いています。
私が何に一番驚いたかというと、普通こういうところを見学させていただくと感心する個所が数箇所あり、それが印象に残ります。ただ、KTCの場合は数箇所ではないのです。
桁が違う!
見せてもらう部屋や個所、それぞれで数箇所の驚きがあり、それをトータルすると何十箇所と驚きがあるのです。
その驚きの舞台裏をお聞きすると先ほど上げた45プロジェクト(それぞれ3名程度で成り立つ)のメンバがアイデアを出し合って、しかもそれが実際使われているなかで活きて、我々に雰囲気として伝わるということに感動するのです。
この建物のビジョンとその建築プロセス、そして出来上がって使われている様を見聞きすることができたのですが、場づくりとは単なるコンセプトや無機質なマテリアルではなく、いきいきと人々が生きる場づくりなのだということを実感しました。
先日社長さんをはじめ様々な関係する方々に触れ合うことになり、すっかりファンになってしまいました。
みなさん、工具は是非KTCのものを使ってみてくださいね!(笑)
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