物理学者デイビッド・ボームのダイアローグのコンセプトに会ってから、いろんなオープンな対話についての記述を追っています。
先述した「手ごわい問題は、対話で解決する」のなかで気になったフレーズがあったので、引用してみます。ピーターセンゲが一緒に活動している、オットー・シャーマーの対話に対する切り口です。
1.ダウンローディング(Downloading)
相手の話を聴いているようで、自分のストーリーをなぞっている
2.ディベーティング(Debating)
外側から聴いているものの、既存のものを再生している状態
3.リフレクティブ・ダイアローグ(Reflective dialogue)
自分の声を内省的に聴き、相手にも共感する内側から聴く聴き方
4.ジェネレーティブ・ダイアローグ(Generative dialogue)
システム全体から聴く
コーアクティブコーチングの傾聴の3つのレベルとも違う区分のようですが、1と2はレベル1の聞き方、3と4はレベル2と3の聴き方であるようです。
一番違うのは、自分の考え方を一旦おいて、ニュートラルに大きなものから聞けるかということでしょうか。
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