初日のキーノートセッションはダン・ピンク氏による講演です。
この人の本「Whole new mind」は日本語では「ハイコンセプト」という本で翻訳されていて、結構最近売れています。私はたまたま読んでいたので講演も分かりやすかったです。
今日の講演の3大キーワードは「abundance, Asia, automation」でした。
所得は年々上がっているのに人々の満足度は上がっていないところから、もっと満足度につながる職業がこれからは大事でる。先進国内にある仕事はインドといった途上国に置き換えられていく。ソフトウエアなどによってルーティーンワークはどんどん人の仕事ではなくなる。この3つを押さえたところで、どんな仕事をしていくのかを考えようといった要旨なのですが、ゆえにコーチングというのはこれからの仕事としてもっと大きくなっていく産業だろうというオチでしめくくられました。(笑)
内容はこの本にそってました。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 ダニエル・ピンク 大前 研一 三笠書房 2006-05-08 売り上げランキング : 3572 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
そして、グラフィカルな板書。
色々なかねあいから(笑)、ハイコンセプトを読みました。
おもいのほか、示唆に富んだ一冊ですね。
板書がステキだ。
投稿情報: mino | 2006-11-06 01:14
板書はね、グラフィッカーという専門職の人が書いているの。
mtgの流れやエッセンスをまとめるという専門職がアメリカにはあるそうで。
結構スポーツのように、意識したり考えたりせず、もくもくと書き上げていたのが印象的でした。
日本でもこんな専門職、出てくるかな?
あえて言うと、マインドマップに近いよね。
投稿情報: wyuki | 2006-11-08 22:09