ずっと前に買って、読みかけになっていた瀬戸内寂聴の「釈迦」を読み終えました。
80歳になった著者の寂聴が、80歳の時に入滅した釈迦について、その半生を釈迦の侍者であるアーナンダの目線から書き上げたものです。
不思議とその場面場面の情景がありありとイメージされました。
釈迦の入滅までのお話とそれを取り巻く人々のエピソードを交え、進んでいきます。これでもかという不幸や苦労に面した人々が釈迦の教えに触れて感じる思いを飾ることなく吐露するさまは、著者の寂聴さんと重なるところを覚えます。
人生の「苦」や「哀」から目をそらさないとともに、すでにそこにある人生のすばらしさを伝えてくれます。
質問!あなたは、本一冊をどの位で制覇するのでしょうか?っていうか、ハンパじゃない量を読んでいると思うのは、気のせい?でしょうか?すごっ。
投稿情報: Sakurai | 2003-09-07 23:35
うーん、そんなに最近は読んでいませんよ。
1週間に1冊から2冊程度。しかも専ら読書時間は電車のなかです。
昔は1日2冊ぐらい読んでいたので、それに比較したらぜーんぜん、です。(笑)しかも速読ができないたちなので、あたまんなかで音読してます。へへへ。
投稿情報: yuki | 2003-09-08 21:46