« 場所とり | メイン | あったかいヨガ »

2002-11-25

コメント

Mine

初書き込みです。
Mineyukiです。

ちょっと発言できそうなことだったので、書いてみます。

「疲労とは」
 医学的には分かりませんが、1回だけなら持ちこたえられたものでも、10回、100回、…と回数を増していくと持ちこたえられなくなってしまう現象を疲労と工学では呼んでいます。たとえば中古車を買うときは、年式だけでなくて走行距離で値段が決まります。特に走行距離で値段が決まるのは、疲労のためです。
 
 仮に人間の体が成長しないとすると、負荷をかけ続けているわけですから、どんどん弱くなっていくはずです。しかし人間は成長するので、負荷を逆に刺激と感じてより強く生まれ変わり、その結果どんどん弱くなっていくどころか、強くなってしまう。筋肉や骨はまさにそうですよね。当然、限界を超えると骨折をしますが。

 しかし、たとえばお酒はどうなのでしょうか?飲む頻度が増すと、人はお酒に強くなるのか、それとも健康の限界が低くなって病気になりやすくなったり、体調がわるくなったりするのか。「ほどほどに」というありがたい助言は的を得ているわけですね。

 負荷、刺激、限界。この3者に何らかの関係がありそうです。これが解明できれば、永遠の命を手に入れられるのでしょうか。そんなに単純ではないと信じていますが。

yuki

おっー、Mineではないですか!
こないだは「疲労」による体調不良で飲み会にいけず、会えなくて残念でした。忘年会では、必ず!

さて、「疲労」に対する洞察、深いなぁ。さすがDr.Mine。特に負荷と刺激、限界の相関が興味深い。
たとえば、私だってQちゃんのように毎日のトレーニングを積めば、マラソン走れるようになるんだろうけど、Qちゃんのように楽しく走っていたとしても疲労骨折してしまうんだもんね。

お酒も楽しく毎日飲んでいたとしても肝硬変になる人もいれば、百薬の長なんてコメントするご老人もいる。確かに量の問題はあるんだろうけど、ほどほどっていうのが難しい。

Qちゃんには小出監督というあうんの呼吸のコーチがついていたのに、疲労骨折。

ほどほどはむずかしいぞっ!

ほどほどについてのコメント切に求む!!!

Mine

私、まだDr.ではありませぬ。
故に、以下は自分のアイデアであって、確かなものではありませぬ。

ほどほどについて
思考方法が数学的なもんで悪しからず。

まず、「相関」について
負荷と刺激と限界の3者は確定された関係があるとします。つまり、相関なんてないだろ!といわれても無視します。

いっきに3つを同時に扱うのは難しいので、負荷を基準にして刺激と限界を考えます。

刺激:負荷を上げていくと刺激は大きくなると予想されます。筋トレでは顔を真っ赤にして何とか10回こなせるような負荷が一番いいとされています(ただし、持久力は別)。しかし、あまり負荷が大きすぎると効果は変わらないだろうし、大きすぎると限界に達して怪我や病気になります。つまり、
 負荷が小さいとき;(刺激/負荷)は大
 負荷が大きいとき(限界よりは小さい);(刺激/負荷)は0に近づく
 負荷が限界より大きい;限界は超えられません
ここで、(刺激/負荷)は刺激の負荷に対する傾きです。

限界:刺激がないものとすると、負荷の回数によって減少していきます(=疲労)。一方、刺激によって限界は増加するといえます。スポーツをすると骨が丈夫になります。つまり限界は
 限界=(刺激の関数)×(負荷の回数、つまり疲労の関数)
 ここで
  (刺激の関数);刺激の増加関数
  (負荷の回数の関数);負荷の回数の減少関数
というモデル化が考えられます。これから言えることは、
運動をサボる(=刺激がない)と怪我をしやすくなる(限界が下がる)!!
酒を飲まないでいると弱くなる!?

以上より「ほどほど」とは、以下のような負荷であると結論付けることができます。
 限界には達していないけど、大きな刺激が得られるような負荷。
刺激によって限界が変わることから、ある期間を指定して、その間に最大の限界を得られるような限界(時間の関数)であることになります。すなわち、限界はそのときによって異なるのです。

数学的にも興味のあるところです。というのもf(x)を
 fはxによる、つまりfはxの関数とします。f(x,y)はfはxとyの関数という意味です。
すると、
  限界(刺激(限界、負荷)、負荷)
であることが分かります。限界を大きくするには刺激を大きくしなきゃ、そのためには負荷を大きくして・・・ 大きくなった刺激の恩恵を受けるのは将来です。だから期間を決めたのです。

図がないと分かりずらいですよね。

暇な学生からのコメントでした
いつか計算してみます。

yuki

おもろすぎる。(笑)

私が気になったのは「刺激」と「持久力」。
「刺激」自体が気持ちいいか気持ちよくないか、これってどう考える?気持ちよければ、刺激を最大限与えつづけたいよねー?
そういえば、前このblogでも同じ議論をしたっけ。確かそのときは「刺激」=「苦労」というような前提で話してました。>Sekiさん

あと、刺激が大きすぎると限界に達してしまう。これに影響してくるのは持久力???瞬発力と持久力は違うんだよね?っていうことはまた違う関数なのか???
「瞬発力」=「元気」であれば、「持久力」=「余裕」って感じがするなぁ。ものすごい感覚的だけど。(笑)

あー、すごい文系的コメントだ!
でも、両方ほしい!!!

この記事へのコメントは終了しました。

最近のトラックバック

フォトアルバム

Powered by Typepad