パッチアダムスから学んだこと

24日と25日とパッチアダムスのWSと講演会に行ってきました。
ボランティアでイベントのサポートもさせてもらいました。

医者であり、クラウンであり、アクティビストでもあるパッチから学んだことをまとめてみたいと思います。

■Love Strategyという方法
「愛」がこの世の中にあふれることで戦争や病気による苦しみはなくなっていく。
ちょっと乱暴にいってしまうとパッチはこういう仮説を持っています。
そのなかで「クラウン（道化師）」という方法論を使って、その仮説を実行に移しています。今回行ったWSもその実践の一つです。
こういう世の中にしたいという「意図」を「行動」することで「結果」を出す。
彼の言葉は非常にシンプルです。そしてこのサイクルを行っている限り、あきらめや絶望などはないとも明言しています。常に、あるところから意図を持つことでこのサイクルにい続けることができるからです。
「Because（○○だから・・・）」という言葉もキーワードとして使っていました。
「○○だから、私はできない」、例えば、「私は女性だから」、「私は病気だから」、「日本にいるから」、「自分に自信がないから」というように。
この「Because」から考えると、意図→行動→結果のサイクルから外れているということですね。この感覚、コーアクティブコーチングの「サボタージュ」の概念にとてもよく似ています。

■言葉を使わないマジック
私が今回のWSで手にしたいなと思ったのは「言葉を使わないマジック」です。
道化師が現れることで今持っていた感情やぐるぐるしているような雰囲気が吹っ飛びます。
「笑い」の力、瞬間に変化をもたらすマジック。いまの世の中でとても大事なことだと思います。

pa